2008年 08月 26日
2008夏の旅・Berkshire |
先週友人と旅行に行ったのは、マサチューセッツ州の西部、Berkshire(バークシャー)というエリア。同じマサチューセッツでもボストンやケープコッドのある東部とは遠く離れ、ニューヨーク、コネチカット、バーモント州に囲まれている。山や湖が多く、避暑や紅葉を楽しむ場所として人気が高い。
今回のツアー目的は自然を楽しむこと。到着した翌日にしたのは山登り!去年もメイン州の山を登ったけど、今回はそれの3倍も高い、約800mの山。背の高い針葉樹林が伸びる道は、アパラチア山脈周辺に何千とある「アパラチア・トレイル」のひとつだった。
ゆっくり登れば大丈夫、なんて思っていたけど、後半、かなり急で大変だった。800mの山はたぶん「登山」と言うには低すぎるのだろうけど、運動不足の私には充分きつかった。途中からひざが笑っていたもの。
それでも大自然のいい空気に後押しされて、何とか山の頂きに到着。さらに高い山頂もあったけど、それにはもうちょっと本格的な装備(と体力)が必要なので断念。
翌日は農場に行ってヤギと戯れたり、広い牧場に放されていた牛を眺めたり。農場では絞りたて牛乳やアイス、ハム(このエリアは黒豚ハムが有名)など購入し、現地のグリーンマーケットでは新鮮な野菜も購入。今回はキッチンつきの宿に泊ったので、外食せずにローカルフードを新鮮なまま食べることを楽しんだ。
そうそう、地元で有名なパンやさんにも寄った。林の中にある家族経営のパン工場の入り口で、ちょこっと売っているだけの店。私が買いに行ったとき、12、3歳の少年が「これは全粒粉が50%で…」などと詳しく説明してくれた。買ったパンはまだ暖かく、すぐに1口ちぎってほうばった。これはうまかった!
ずっといい天気に恵まれていたが、夜は寒かった。外気温によってセットされているのだろう、朝方、部屋の暖房が勝手についた。
その朝、早起きして山へ朝日を見に行こうとしたが、通行止めがあってだめだった。その代わり、ヒンヤリした空気の中を散歩したのが意外に良かった。朝靄のかかる美しい湖や牧場。500mおきくらいに紅葉の始まった木もあった。この朝、「ああ、夏はもう終わったなあ」なんてしみじみ感じていたっけ。
最終日は、ニューヨーク出身のノーマン・ロックウェルの美術館へ。建物は小規模だが、敷地は広い。森に囲まれて素晴らしく美しい。少し離れたところには、ロックウェルのアトリエも。
彼の絵の人物ってほんといい表情している。彼はThe Saturday Evening Postという雑誌の表紙を長きに渡って書いていたのだが、その1枚1枚、どれをとってもユーモラスでキュートで懐かしい印象を受ける。つい、自分のためにポストカードセットを購入。
行かなかったけど、この美術館から北へ行ったTanglewoodという、これまた森に囲まれた場所は、ボストン・シンフォニーが野外コンサートをすることで有名。ジャス・フェスティバルも開催される。こんな気持ちのいい天気で芝生の上に転がったら寝ちゃいそうだけど…。
たっぷりと自然、そして夏の終わりを堪能した4日間。今年もいい旅をしたな~。来週からの新学期に向けて、充電はばっちりである。
あ、そうそう、私湖のほとりを走る予定だったが…。いきなりジョギング以上にハードな登山をして、ひどい筋肉痛。よたよた歩くのがやっとで、とても走れず。よってランニング・シューズはまだ日の目を見ていない。
今回のツアー目的は自然を楽しむこと。到着した翌日にしたのは山登り!去年もメイン州の山を登ったけど、今回はそれの3倍も高い、約800mの山。背の高い針葉樹林が伸びる道は、アパラチア山脈周辺に何千とある「アパラチア・トレイル」のひとつだった。
ゆっくり登れば大丈夫、なんて思っていたけど、後半、かなり急で大変だった。800mの山はたぶん「登山」と言うには低すぎるのだろうけど、運動不足の私には充分きつかった。途中からひざが笑っていたもの。
それでも大自然のいい空気に後押しされて、何とか山の頂きに到着。さらに高い山頂もあったけど、それにはもうちょっと本格的な装備(と体力)が必要なので断念。
翌日は農場に行ってヤギと戯れたり、広い牧場に放されていた牛を眺めたり。農場では絞りたて牛乳やアイス、ハム(このエリアは黒豚ハムが有名)など購入し、現地のグリーンマーケットでは新鮮な野菜も購入。今回はキッチンつきの宿に泊ったので、外食せずにローカルフードを新鮮なまま食べることを楽しんだ。
そうそう、地元で有名なパンやさんにも寄った。林の中にある家族経営のパン工場の入り口で、ちょこっと売っているだけの店。私が買いに行ったとき、12、3歳の少年が「これは全粒粉が50%で…」などと詳しく説明してくれた。買ったパンはまだ暖かく、すぐに1口ちぎってほうばった。これはうまかった!
ずっといい天気に恵まれていたが、夜は寒かった。外気温によってセットされているのだろう、朝方、部屋の暖房が勝手についた。
その朝、早起きして山へ朝日を見に行こうとしたが、通行止めがあってだめだった。その代わり、ヒンヤリした空気の中を散歩したのが意外に良かった。朝靄のかかる美しい湖や牧場。500mおきくらいに紅葉の始まった木もあった。この朝、「ああ、夏はもう終わったなあ」なんてしみじみ感じていたっけ。
最終日は、ニューヨーク出身のノーマン・ロックウェルの美術館へ。建物は小規模だが、敷地は広い。森に囲まれて素晴らしく美しい。少し離れたところには、ロックウェルのアトリエも。
彼の絵の人物ってほんといい表情している。彼はThe Saturday Evening Postという雑誌の表紙を長きに渡って書いていたのだが、その1枚1枚、どれをとってもユーモラスでキュートで懐かしい印象を受ける。つい、自分のためにポストカードセットを購入。
行かなかったけど、この美術館から北へ行ったTanglewoodという、これまた森に囲まれた場所は、ボストン・シンフォニーが野外コンサートをすることで有名。ジャス・フェスティバルも開催される。こんな気持ちのいい天気で芝生の上に転がったら寝ちゃいそうだけど…。
たっぷりと自然、そして夏の終わりを堪能した4日間。今年もいい旅をしたな~。来週からの新学期に向けて、充電はばっちりである。
あ、そうそう、私湖のほとりを走る予定だったが…。いきなりジョギング以上にハードな登山をして、ひどい筋肉痛。よたよた歩くのがやっとで、とても走れず。よってランニング・シューズはまだ日の目を見ていない。
by gogo_sally_ny
| 2008-08-26 06:51
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