2007年 10月 05日
Sally, にわかリポーターになる その1 |
今、取っているクラスのひとつに、Communication for Professionals(ビジネス英語)というのがある。何種類かのビジネスレターやビジネスプランの作成、プレゼンテーションを通してプロフェッショナルな英語を学ぶクラス。
教授は一般英語からジャーナリズムまで教えているドクター。作家でもある。「プロフェッショナルな英語が使えなければビジネスの世界ではやっていけないよ」と、その成績のつけ方は厳しい。ビジネス英語どころか、日常英語もままならない私は先行きが怪しかった。
ところが、10日ほど前に、教授は救済措置をくれた。学校新聞の仕事を手伝えば、特別に点数(Extra Credit)をくれるというのだ。しかもかなり高い点数を。彼は大学発行の新聞の責任者でもあった。
通常の課題で点数を見込めない私は、翌日教授の元を訪ねた。資料整理だの事実確認のためのリサーチだの、手伝いとはそんなもんかな、と思っていったら…仕事とはなんと、校内のイベントを取材して記事を書くことだった。
取材に記事~?聞けば、関係者の何人かにインタビューし、大学オフィスで事実確認をし、ニュース用の書き方で記事を作らねばならないという。そして締め切りは10日後。週末は学校に行かないので、実質7日だ。でもその間に他の課題もあるし、テストだって2つある。
さすがに無理だと思い、教授に「やっぱやめる」と伝えた。が、彼は、「いいから、チャレンジしてみなよ、俺が助けるから」と半ば強引。それもそのはず、夏に4年生のスタッフが卒業したので、新聞部はリポーター不足だった。
私にしてみれば点数が欲しいのは事実。それに、その時点で私は、新聞部の会議で残ったピザだのチョコだの教授のすすめるまま食べていた。ちと、断りづらい雰囲気。(お主、謀ったな!)
結局、私は教授に押されて新聞記事を書くことになった。私には、自分も出席した入学式、そして同時に行われた在校生の成績優秀者の表彰式の報告記事が割り当てられた。
「ニュースライティングは通常のエッセイと書き方が違うからね、そこは君の下書きができた時点で、ちゃんと教えるから」と教授。私もそれについては何とかなるだろうと思っていた。
それより、インタビューだよ、インタビュー!教授ったら、私の不安の種を全然わかっていない。私にとって英語で話すことがどんなにおそろしいか!
しかも、私だって新入生だからインタビューしようにも誰も知らない。初対面のインタビューはますます不安!そして、対象者を探して、質問を考えて、アポを取って、聞き取りが不安だから録音して、文字に起こして…。いったい何時間かかる?
「なんだ、これじゃあ、Extra Creditどころか、通常の課題ができなくなって本末転倒じゃないか」私はこの選択を悔いた。
(つづく)
教授は一般英語からジャーナリズムまで教えているドクター。作家でもある。「プロフェッショナルな英語が使えなければビジネスの世界ではやっていけないよ」と、その成績のつけ方は厳しい。ビジネス英語どころか、日常英語もままならない私は先行きが怪しかった。
ところが、10日ほど前に、教授は救済措置をくれた。学校新聞の仕事を手伝えば、特別に点数(Extra Credit)をくれるというのだ。しかもかなり高い点数を。彼は大学発行の新聞の責任者でもあった。
通常の課題で点数を見込めない私は、翌日教授の元を訪ねた。資料整理だの事実確認のためのリサーチだの、手伝いとはそんなもんかな、と思っていったら…仕事とはなんと、校内のイベントを取材して記事を書くことだった。
取材に記事~?聞けば、関係者の何人かにインタビューし、大学オフィスで事実確認をし、ニュース用の書き方で記事を作らねばならないという。そして締め切りは10日後。週末は学校に行かないので、実質7日だ。でもその間に他の課題もあるし、テストだって2つある。
さすがに無理だと思い、教授に「やっぱやめる」と伝えた。が、彼は、「いいから、チャレンジしてみなよ、俺が助けるから」と半ば強引。それもそのはず、夏に4年生のスタッフが卒業したので、新聞部はリポーター不足だった。
私にしてみれば点数が欲しいのは事実。それに、その時点で私は、新聞部の会議で残ったピザだのチョコだの教授のすすめるまま食べていた。ちと、断りづらい雰囲気。(お主、謀ったな!)
結局、私は教授に押されて新聞記事を書くことになった。私には、自分も出席した入学式、そして同時に行われた在校生の成績優秀者の表彰式の報告記事が割り当てられた。
「ニュースライティングは通常のエッセイと書き方が違うからね、そこは君の下書きができた時点で、ちゃんと教えるから」と教授。私もそれについては何とかなるだろうと思っていた。
それより、インタビューだよ、インタビュー!教授ったら、私の不安の種を全然わかっていない。私にとって英語で話すことがどんなにおそろしいか!
しかも、私だって新入生だからインタビューしようにも誰も知らない。初対面のインタビューはますます不安!そして、対象者を探して、質問を考えて、アポを取って、聞き取りが不安だから録音して、文字に起こして…。いったい何時間かかる?
「なんだ、これじゃあ、Extra Creditどころか、通常の課題ができなくなって本末転倒じゃないか」私はこの選択を悔いた。
(つづく)
by gogo_sally_ny
| 2007-10-05 12:37
| 留学・英語