2005年 04月 13日
Talk is Cheap |
Talk is cheapとは,「言うのは簡単」「口ばっかり」っていうフレーズ。
私は自分に向かってこれを言いたい。自分のスピーキングに関して。
今学期の折り返しに際し,本日,Mid-term Evaluation(中間評価)があった。自分の英語の上達度と今後の課題について先生と確認しあうのだ。ライティング,リーディング,文法はすべて進歩しているとの評価をもらった。しかし,スピーキングだけはダメ。「クラスでもっと積極的に発言しなさい!」との厳しいコメントをもらった。
今期の初め,やる気がみなぎっていた私は,マリー先生に「私,スピーキング頑張るから!」と豪語していた。しかし,先生の説明そのものが聞き取れなくて質問もできない状態だったり,質問があっても質問の文章を考えているうちにもはや違うトピックになっていてタイミングを逃したり,早口なスパニッシュのクラスメイトたちを前に話すことを躊躇したりして,その頑張りは徐々に尽きていった。練習したはずのプレゼンテーションなのに,本番でうまく話せなくて嫌になったこともあった。こうして,教室でいつの間にか黙ってしまっていた。
教室で消極的になると,学校の外でもそうなる。自分の発音が悪くて「pardon?(何て言ったの?)」って眉間に皺を寄せて聞き返されるのが嫌で,レストランでも今だメニューを指差してオーダーしたり,会話にならなくて,相手にフラストレーションを抱かせるのでは?と,電話で話すことを避けたり・・・。
いつも「スピーキング頑張る」と口にしている私だが,実際は口だけになっている。今日,マリー先生に指摘されてハッとした。やはり,「積極的に話す」ということは,常に意識していなければならないのだ。そうしなければいつまでたっても変わらない。
そして,具体的に自分のスピーキングを振り返ったら,あることに気付いた。私はいつも言葉を「文字」で確認しようとしているのだ。だから文字を認識しながら書くエッセイが伸びても,文字を介さないスピーキング・リスニングが伸びない。例えば,単語の発音。私はいつもスペルとか発音記号を気にしている。耳で覚えようとしていない。耳で覚えようとしないから聞けないし話せないんだと思う。フレーズや文章にしたって,「音」とか「リズム」で覚えていれば,無意識に口から出てくるのではないだろうか?「この言い方がスムーズだ」って感じで。
子供は文字を使うより先に,聞くこと・話すことができる。あるアフリカンのクラスメイトの故郷では,文字をもたない民族がたくさんいるそうだ。読み書きも大切だけど,まずは話さなきゃコミュニケーションは始まらない!
学期の後半のスタートにあたり,こうしてまた決意を新たにする私であった。さっそく第一歩として,英語を話す人がいる家へ引越そうと思っている。数ヵ月後に,また同じ内容の日記を書いていないこと,今度は「talk is cheap」にならないことを願っている。。。
私は自分に向かってこれを言いたい。自分のスピーキングに関して。
今学期の折り返しに際し,本日,Mid-term Evaluation(中間評価)があった。自分の英語の上達度と今後の課題について先生と確認しあうのだ。ライティング,リーディング,文法はすべて進歩しているとの評価をもらった。しかし,スピーキングだけはダメ。「クラスでもっと積極的に発言しなさい!」との厳しいコメントをもらった。
今期の初め,やる気がみなぎっていた私は,マリー先生に「私,スピーキング頑張るから!」と豪語していた。しかし,先生の説明そのものが聞き取れなくて質問もできない状態だったり,質問があっても質問の文章を考えているうちにもはや違うトピックになっていてタイミングを逃したり,早口なスパニッシュのクラスメイトたちを前に話すことを躊躇したりして,その頑張りは徐々に尽きていった。練習したはずのプレゼンテーションなのに,本番でうまく話せなくて嫌になったこともあった。こうして,教室でいつの間にか黙ってしまっていた。
教室で消極的になると,学校の外でもそうなる。自分の発音が悪くて「pardon?(何て言ったの?)」って眉間に皺を寄せて聞き返されるのが嫌で,レストランでも今だメニューを指差してオーダーしたり,会話にならなくて,相手にフラストレーションを抱かせるのでは?と,電話で話すことを避けたり・・・。
いつも「スピーキング頑張る」と口にしている私だが,実際は口だけになっている。今日,マリー先生に指摘されてハッとした。やはり,「積極的に話す」ということは,常に意識していなければならないのだ。そうしなければいつまでたっても変わらない。
そして,具体的に自分のスピーキングを振り返ったら,あることに気付いた。私はいつも言葉を「文字」で確認しようとしているのだ。だから文字を認識しながら書くエッセイが伸びても,文字を介さないスピーキング・リスニングが伸びない。例えば,単語の発音。私はいつもスペルとか発音記号を気にしている。耳で覚えようとしていない。耳で覚えようとしないから聞けないし話せないんだと思う。フレーズや文章にしたって,「音」とか「リズム」で覚えていれば,無意識に口から出てくるのではないだろうか?「この言い方がスムーズだ」って感じで。
子供は文字を使うより先に,聞くこと・話すことができる。あるアフリカンのクラスメイトの故郷では,文字をもたない民族がたくさんいるそうだ。読み書きも大切だけど,まずは話さなきゃコミュニケーションは始まらない!
学期の後半のスタートにあたり,こうしてまた決意を新たにする私であった。さっそく第一歩として,英語を話す人がいる家へ引越そうと思っている。数ヵ月後に,また同じ内容の日記を書いていないこと,今度は「talk is cheap」にならないことを願っている。。。
by gogo_sally_ny
| 2005-04-13 04:59
| 留学・英語