2005年 01月 03日
Back to the 19×× |
31日の朝10時を回ったところで,一足早く年が明けた日本の実家から「おめでとー,今年は赤が勝ったわよー」との電話。私は,どーせ回線が混んでいて繋がらないだろうと,こちらからかけることをはなから諦めていたが,国際電話は大丈夫だったらしい。
しかし,こちらは,タイムズスクエアのカウントダウンでも行かない限り,新年の盛り上がりはさほど無いように思える。会社員も31日まで働くし,ただふつーに「月が替わる」感じ。ハロウィン,サンクスギビング,クリスマスの方がずっと気合いが入っている。それでも私は日本から送ってもらったかわいい鏡餅を飾り,おしるこを作って個人的にお正月を味わったぞ。
さて,クリスマスあとはめちゃくちゃ冷え込んでどうなることかと思ったが,年末年始はびっくりするくらい暖かかった。私は元日は(ニューヨークで「元日,元旦」という言葉を使うのはちょっと不自然な気がするが(笑))友人に誘われ,この日の朝限定で運転される「レトロ地下鉄」に乗ってきた。地下鉄100周年記念イベントの一つらしい。通常のDラインにあたる59丁目のコロンバスサークルからコニーアイランドまでの区間で,ホームに着いた時,人々は興奮して待っていた。私もにわか鉄道マニアとして?カメラを構えた。
2,3本,普通の電車を見送ったあと,いよいよレトロ地下鉄がホームに入ってきて歓声が上がった。バタバタと車内に乗り込んだが,そこは1930年の世界。つり革,窓枠,換気扇がグレーでシートは赤。小さい頃に乗った日本の列車を思い出す。広告まで古くて面白い。「わあー!」と,目をまんまるくさせて車内を見回していた子供たちを見ているのがまた楽しかった。
ちなみに車両によって年代が違うらしい。隣の車両に移ってみたらそこは1970年代の世界だった。ボロボロに錆びた扇風機もちゃんと付けられている。しかし,古くからの行楽地,コニーアイランドに向かうというのも良いではないか。何だかとことんタイムトリップの気分を味わえた。
コニーアイランドでは,先月行ったときは閉まっていたホットドッグスタンドやカフェが開いており,楽しい音楽が流れ大勢の人々がのんびりくつろいでいた。この日は半袖の人がいたくらい暖かく,毎年恒例で行われているという「寒中水泳」の人たちも,さほど辛そうではなかった。そうそう,私は前回のリベンジとばかりにロシアンスーパーマーケットに行って念願のピロシキを食べた。大きくて肉がいっぱい詰まっているのに1個たった60セント。でもちょっと油っぽかったかな?でもまたロシア風お惣菜なんかを眺めて楽しんだ。
日本で過ごすお正月とは全く違う過ごし方ではあったが,実に爽やかな2005年の幕開けであった。この1年がこんな風に明るく楽しく過ぎますように!そしてこれを見ている皆さんもそうでありますように!
Happy New Year!!
しかし,こちらは,タイムズスクエアのカウントダウンでも行かない限り,新年の盛り上がりはさほど無いように思える。会社員も31日まで働くし,ただふつーに「月が替わる」感じ。ハロウィン,サンクスギビング,クリスマスの方がずっと気合いが入っている。それでも私は日本から送ってもらったかわいい鏡餅を飾り,おしるこを作って個人的にお正月を味わったぞ。
さて,クリスマスあとはめちゃくちゃ冷え込んでどうなることかと思ったが,年末年始はびっくりするくらい暖かかった。私は元日は(ニューヨークで「元日,元旦」という言葉を使うのはちょっと不自然な気がするが(笑))友人に誘われ,この日の朝限定で運転される「レトロ地下鉄」に乗ってきた。地下鉄100周年記念イベントの一つらしい。通常のDラインにあたる59丁目のコロンバスサークルからコニーアイランドまでの区間で,ホームに着いた時,人々は興奮して待っていた。私もにわか鉄道マニアとして?カメラを構えた。
2,3本,普通の電車を見送ったあと,いよいよレトロ地下鉄がホームに入ってきて歓声が上がった。バタバタと車内に乗り込んだが,そこは1930年の世界。つり革,窓枠,換気扇がグレーでシートは赤。小さい頃に乗った日本の列車を思い出す。広告まで古くて面白い。「わあー!」と,目をまんまるくさせて車内を見回していた子供たちを見ているのがまた楽しかった。
ちなみに車両によって年代が違うらしい。隣の車両に移ってみたらそこは1970年代の世界だった。ボロボロに錆びた扇風機もちゃんと付けられている。しかし,古くからの行楽地,コニーアイランドに向かうというのも良いではないか。何だかとことんタイムトリップの気分を味わえた。
コニーアイランドでは,先月行ったときは閉まっていたホットドッグスタンドやカフェが開いており,楽しい音楽が流れ大勢の人々がのんびりくつろいでいた。この日は半袖の人がいたくらい暖かく,毎年恒例で行われているという「寒中水泳」の人たちも,さほど辛そうではなかった。そうそう,私は前回のリベンジとばかりにロシアンスーパーマーケットに行って念願のピロシキを食べた。大きくて肉がいっぱい詰まっているのに1個たった60セント。でもちょっと油っぽかったかな?でもまたロシア風お惣菜なんかを眺めて楽しんだ。
日本で過ごすお正月とは全く違う過ごし方ではあったが,実に爽やかな2005年の幕開けであった。この1年がこんな風に明るく楽しく過ぎますように!そしてこれを見ている皆さんもそうでありますように!
Happy New Year!!
by gogo_sally_ny
| 2005-01-03 01:35
| NY・アメリカ・異文化