2009年 03月 06日
イヤーブックとモットー |
今日、大学に行ってディプロマ(学士取得の証明書)をもらってきた。これさえもらえば、私は卒業式を待たずして卒業が証明されたことになる。
卒業といえば、数ヶ月前にYearbook(イヤーブック=卒業記念アルバム)の写真撮影と、写真の下に載せるプロフィールの提出があった。
その中で、「モットー」の欄があり、私は困った。モットー・座右の銘・好きな言葉―そういえば私、持っていない。
イヤーブックの担当教授に、「モットーはありませーん」と、書かないで提出しようとしたら、「ええっ、ないの?何かあるでしょ。普段自分が心がけていること。」と、教授。
もちろんそれはいろいろあるけど、キャッチコピーみたいに一言でなんて書けないなあ…。
そう言ったら、
教授:「偉人の言葉でもいいんだよ。ほらっ、尊敬する偉人、いるでしょ?」
Sally:「うーん、でも人は人。私は私。」(あ~あ、B型だよ)
教授:「………。とにかくこの欄が余白になると非常にかっこ悪いから、適当にインターネットで探して選んできてよ。」
Sally「ほ~い。」(と、気の無い返事)
適当でいいのお?と思いつつ、いろいろと思いを巡らす。歴代大統領とか哲学者の言葉は、高尚過ぎて自分に合わない気がする。私に合うとしたら、もっと基本的で、現実的で……。
そう考えて思いついた人物は、そうだ、マイケル・ジョーダン!
彼の名言集のサイトを開けて、いくつかを読んだ。
- I've failed over and over and over again in my life and that is why I succeed.
- Some people want it to happen, some wish it would happen, others make it happen.
- There is no "i" in team but there is in win.
きたきたーっ。自分がバスケットボールをやっていたせいもあるけど、彼の言うことは、ごくシンプルなのに、ぴたっとハートに張り付く。
気に入ったのがたくさんあって困ったので、「いに・みに・まいに・もう」("eenie, meenie, minie, moe”―英語版の「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」)で選んだら、これまた、自分でうなずけるものに当たった。
“I can accept failure, but I can't accept not trying.”
(私は失敗を受け入れる。でも’トライしないこと’は受け入れられない。)
いいねー、いいねー。私もやりたいと思うことがあると、失敗してもいいからチャレンジしたいって思う方だ。人生ゲームで「賭け棒」が回ってくると必ず賭けるタイプ。(←ちょっと違う)
ということで、私はこれを「モットー」の欄に書いて、自信満々で教授に提出した。多くの生徒の空欄を埋めるのに必死な教授は、それはそれは喜んだ。(読んじゃいない。そこに文字があればOKだ。)
しかし、「モットー」は、日米問わずいろんな人のプロフィールによく載っている。あれは載せるといいものなのだろうか?何か目標を持っていると感じさせるから?選んだ言葉でその人の人柄がわかるから?
ならば私は、この厳選なる「いにみにまにも」で決めたモットーを今後使おうではないか。ちょうど自分に合っているのだ。
しかし、イヤーブックに載る自分の写真。秋に、プロの写真やさんが学校に来て、卒業式で着る黒のキャップとガウンを着て撮ったのだが、さすがプロの写真屋さん、私の顔のしみ・そばかす・くすみが、バッチリきれいに写っている…。思えば撮影の日はテストがあった日だ。寝不足で最悪。
あーあ、これが22、3のピチピチの女の子たちと並ぶと思うとがっかり。白人の女の子もそばかすは多いけれど、肌のハリが違うもんねえ。いっそ私の写真を教授のページに載せてくれれば目立たないんだけどな。(逆に若くて目立つか!?)
このイヤーブックは、5月末の卒業式でもらう。ま、なんだかんだ言っていい記念だ。
* * * * * *
ニューヨーク・ニッチ更新!私は3月の女性史月間にちなんで、あるユニークな女性画家を紹介。メトロポリタン美術館が大好きな方、ぜひご一読を。
卒業といえば、数ヶ月前にYearbook(イヤーブック=卒業記念アルバム)の写真撮影と、写真の下に載せるプロフィールの提出があった。
その中で、「モットー」の欄があり、私は困った。モットー・座右の銘・好きな言葉―そういえば私、持っていない。
イヤーブックの担当教授に、「モットーはありませーん」と、書かないで提出しようとしたら、「ええっ、ないの?何かあるでしょ。普段自分が心がけていること。」と、教授。
もちろんそれはいろいろあるけど、キャッチコピーみたいに一言でなんて書けないなあ…。
そう言ったら、
教授:「偉人の言葉でもいいんだよ。ほらっ、尊敬する偉人、いるでしょ?」
Sally:「うーん、でも人は人。私は私。」(あ~あ、B型だよ)
教授:「………。とにかくこの欄が余白になると非常にかっこ悪いから、適当にインターネットで探して選んできてよ。」
Sally「ほ~い。」(と、気の無い返事)
適当でいいのお?と思いつつ、いろいろと思いを巡らす。歴代大統領とか哲学者の言葉は、高尚過ぎて自分に合わない気がする。私に合うとしたら、もっと基本的で、現実的で……。
そう考えて思いついた人物は、そうだ、マイケル・ジョーダン!
彼の名言集のサイトを開けて、いくつかを読んだ。
- I've failed over and over and over again in my life and that is why I succeed.
- Some people want it to happen, some wish it would happen, others make it happen.
- There is no "i" in team but there is in win.
きたきたーっ。自分がバスケットボールをやっていたせいもあるけど、彼の言うことは、ごくシンプルなのに、ぴたっとハートに張り付く。
気に入ったのがたくさんあって困ったので、「いに・みに・まいに・もう」("eenie, meenie, minie, moe”―英語版の「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」)で選んだら、これまた、自分でうなずけるものに当たった。
“I can accept failure, but I can't accept not trying.”
(私は失敗を受け入れる。でも’トライしないこと’は受け入れられない。)
いいねー、いいねー。私もやりたいと思うことがあると、失敗してもいいからチャレンジしたいって思う方だ。人生ゲームで「賭け棒」が回ってくると必ず賭けるタイプ。(←ちょっと違う)
ということで、私はこれを「モットー」の欄に書いて、自信満々で教授に提出した。多くの生徒の空欄を埋めるのに必死な教授は、それはそれは喜んだ。(読んじゃいない。そこに文字があればOKだ。)
しかし、「モットー」は、日米問わずいろんな人のプロフィールによく載っている。あれは載せるといいものなのだろうか?何か目標を持っていると感じさせるから?選んだ言葉でその人の人柄がわかるから?
ならば私は、この厳選なる「いにみにまにも」で決めたモットーを今後使おうではないか。ちょうど自分に合っているのだ。
しかし、イヤーブックに載る自分の写真。秋に、プロの写真やさんが学校に来て、卒業式で着る黒のキャップとガウンを着て撮ったのだが、さすがプロの写真屋さん、私の顔のしみ・そばかす・くすみが、バッチリきれいに写っている…。思えば撮影の日はテストがあった日だ。寝不足で最悪。
あーあ、これが22、3のピチピチの女の子たちと並ぶと思うとがっかり。白人の女の子もそばかすは多いけれど、肌のハリが違うもんねえ。いっそ私の写真を教授のページに載せてくれれば目立たないんだけどな。(逆に若くて目立つか!?)
このイヤーブックは、5月末の卒業式でもらう。ま、なんだかんだ言っていい記念だ。
* * * * * *
ニューヨーク・ニッチ更新!私は3月の女性史月間にちなんで、あるユニークな女性画家を紹介。メトロポリタン美術館が大好きな方、ぜひご一読を。
by gogo_sally_ny
| 2009-03-06 15:27
| 留学・英語