2008年 02月 05日
イメージのパワー |
スーパーボウルに大統領選の'スーパーチューズデイ'にと、エキサイティングな週を迎えているアメリカ。
ビジネス系のクラスでは、この時期になると必ずと言っていいほどスーパーボウルの試合の間に流れるCMの話題になる。
今日のマーケティングのクラスも例にもれず、それらのCMをインターネットでひとつひとつ見ながら、「このCMは2.7ミリオン(広告費用)の価値があるか」「ターゲットはどういう層か」などと検証した。 (※このサイトだと、CMが全部見れる。)
ちなみに、教授はもうすぐ60才を迎えるのに対し、生徒のほとんどは20代前半。見事に感想が分かれる。
例えば、E*Tradeという投資会社のCMでは、赤ちゃんが出てきて、「こんな私だって株が買えちゃうのよ」と言っていたのだが、教授の感想は「馬鹿らしい。」生徒のほとんどは「面白い。」これによって、教授はターゲットの重要性を説いた。
また、一通り見終わったあとで、「どのCMを一番覚えているか」と教授が尋ねたら、「Life Water」というドリンクのCMでナオミ・キャンベルがマイケル・ジャクソンの「スリラー」を踊るCMが挙がった。それで、また教授は有名人起用の効果について語った。
ほんと、CMってよく考えられているよな。私は、スーパーボウルに出てくるCMの商品はほとんど買わないものばかりなので、特に惹かれるものは無かったけど、映画館に行くと、最初に流れるいろんな映画の予告編にけっこうつかまっちゃう。
見なければ知らないで済んだものを、見ちゃったがために頭に残っていて、上映されるやいなや行ってしまう。そのうち何本かは実際はつまんない映画で、「ああ、予告編に騙された」と思うんだけど、それは広告として「成功」した例なんだろうな。
大統領選もいろんなイメージ作戦を繰り広げているようだが、私はこの週末、オバマを応援する若いキャンペーンボランティアたちを街中で見た。彼ら自身はまだ投票できないような若い学生たちだが、フレッシュなエネルギーがひしひしと伝わってきて、政治のことはよく知らなくても、自然とオバマへの期待が膨らむ。
何事も表面的なイメージに惑わされたくないな、とは思うけれど、「イメージ」ってとても強いパワーを持つなあ、とここ数日で実感している。
ビジネス系のクラスでは、この時期になると必ずと言っていいほどスーパーボウルの試合の間に流れるCMの話題になる。
今日のマーケティングのクラスも例にもれず、それらのCMをインターネットでひとつひとつ見ながら、「このCMは2.7ミリオン(広告費用)の価値があるか」「ターゲットはどういう層か」などと検証した。 (※このサイトだと、CMが全部見れる。)
ちなみに、教授はもうすぐ60才を迎えるのに対し、生徒のほとんどは20代前半。見事に感想が分かれる。
例えば、E*Tradeという投資会社のCMでは、赤ちゃんが出てきて、「こんな私だって株が買えちゃうのよ」と言っていたのだが、教授の感想は「馬鹿らしい。」生徒のほとんどは「面白い。」これによって、教授はターゲットの重要性を説いた。
また、一通り見終わったあとで、「どのCMを一番覚えているか」と教授が尋ねたら、「Life Water」というドリンクのCMでナオミ・キャンベルがマイケル・ジャクソンの「スリラー」を踊るCMが挙がった。それで、また教授は有名人起用の効果について語った。
ほんと、CMってよく考えられているよな。私は、スーパーボウルに出てくるCMの商品はほとんど買わないものばかりなので、特に惹かれるものは無かったけど、映画館に行くと、最初に流れるいろんな映画の予告編にけっこうつかまっちゃう。
見なければ知らないで済んだものを、見ちゃったがために頭に残っていて、上映されるやいなや行ってしまう。そのうち何本かは実際はつまんない映画で、「ああ、予告編に騙された」と思うんだけど、それは広告として「成功」した例なんだろうな。
大統領選もいろんなイメージ作戦を繰り広げているようだが、私はこの週末、オバマを応援する若いキャンペーンボランティアたちを街中で見た。彼ら自身はまだ投票できないような若い学生たちだが、フレッシュなエネルギーがひしひしと伝わってきて、政治のことはよく知らなくても、自然とオバマへの期待が膨らむ。
何事も表面的なイメージに惑わされたくないな、とは思うけれど、「イメージ」ってとても強いパワーを持つなあ、とここ数日で実感している。
by gogo_sally_ny
| 2008-02-05 11:39
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