2004年 11月 30日
1時間の真剣勝負 |
ふう~。朝からため息。
先週授業で書いたエッセイ(小論文)が先生から返ってきた。いつも緑色のペンで添削するマリー先生,大抵たくさんの緑色の字で埋められる私のエッセイが今回は真っ白だった。一瞬,「お,上出来だったのか?」と目を見張ったが,一番下に強く書かれた緑色の文字を見つけた。「OFF TOPIC! (論点から外れている!)」と。
設問文章は結構長い。だが,要約すると「街を綺麗に・清潔に保つためには市の予算を何に使うべきか」という内容であった。しかし,私は設問文章中にあった「リサイクル」というワードで勝手に思い違いをし,一生懸命「ゴミを減らすにはどうしたらよいか」について説明していた。とても似ている内容のような気がするが,厳しいエッセイテストではこれは「OFF TOPIC」になってしまう。先生は常々「問題は最低2回は読みなさい!」と言っている。今回私はさらに念を押された。
「Repeat!Repeat!Repeat!」
来月のクリスマス直前に,このプログラムの最終テストがある。ライティングとリーディング。人によっては数学もある。今期の前半は割りとお楽しみ要素のある授業であったが,先週あたりからいよいよシリアスな内容になってきた。前記のエッセイも本番同様で1時間で書かされたものだ。1時間の中で,問題の理解とアイデア出しに10分,エッセイを書くことで40分,校正に10分と言われているが,私は最初のアイデア出しに手間取って実際に書き出すのは随分遅れる。それで,最後の結論まで書けない事がしばしばある。先生に,「深く考えずにまずペンを走らせろ!」と言われる。
「書くべし!書くべし!書くべし!」
が,しかし,上手い具合に問題を理解し書き始め,結論まで辿り着けたとしても,それだけでは点数は取れない。最重要項目は「いかに自分の意見を発展させて書いているか」だ。最初にポイントを述べ,その後,詳しい例を挙げ理論的に証明していく。それは辻褄が合って説得力のある内容でなければならない。私はアイデアは良くても結局表現が抽象的になってしまう。まだ多くの単語や表現を知らないからだ。変に頭をひねると,比喩を使った粋な表現を作っていたりする。NO,NO,NO!エッセイテストでは「粋」など不要だ。ただ単に理論的な詳細説明あるのみ!それで先生はいつも口を酸っぱくして言う。
「Detail!Detail!Detail!」
しかし,英語の問題もあるが,アイデア出しやどう構成するかっていうのは言語の問題じゃないんだよね~。あー,時間さえあればちょっとはマシなもの作る自信はあるんだけどなあ。その前に1時間頭をぎゅーっと集中させなければならないのも辛いんだよね。だって,そういう時に限って「今日夕ご飯何にしよう?冷蔵庫に何残っていたっけ?」とか「あれ?今朝見た夢ってどんなんだったっけ?」なんて思いつくんだもん。こんなんじゃエッセイ書く以前の問題だよな~。
このように私のエッセイはまだまだ問題だらけ。今日街で見かけたGAPの広告で,キャリー(アメリカの人気ドラマ「SEX AND THE CITY」の主人公)がクリスマスデコレーションの中で楽しそうに微笑んでいたが,どうやら私はクリスマスが近づくにつれ,どんどん笑顔が消えていきそうである。ついでに胃も痛くなりそうである。果たしてテストのあと,私はキャリーのように笑っていられるだろうか?
※写真はのんびり泳ぐセントラルパークのカモたち。うー,仲間に入りたい。
先週授業で書いたエッセイ(小論文)が先生から返ってきた。いつも緑色のペンで添削するマリー先生,大抵たくさんの緑色の字で埋められる私のエッセイが今回は真っ白だった。一瞬,「お,上出来だったのか?」と目を見張ったが,一番下に強く書かれた緑色の文字を見つけた。「OFF TOPIC! (論点から外れている!)」と。
設問文章は結構長い。だが,要約すると「街を綺麗に・清潔に保つためには市の予算を何に使うべきか」という内容であった。しかし,私は設問文章中にあった「リサイクル」というワードで勝手に思い違いをし,一生懸命「ゴミを減らすにはどうしたらよいか」について説明していた。とても似ている内容のような気がするが,厳しいエッセイテストではこれは「OFF TOPIC」になってしまう。先生は常々「問題は最低2回は読みなさい!」と言っている。今回私はさらに念を押された。
「Repeat!Repeat!Repeat!」
来月のクリスマス直前に,このプログラムの最終テストがある。ライティングとリーディング。人によっては数学もある。今期の前半は割りとお楽しみ要素のある授業であったが,先週あたりからいよいよシリアスな内容になってきた。前記のエッセイも本番同様で1時間で書かされたものだ。1時間の中で,問題の理解とアイデア出しに10分,エッセイを書くことで40分,校正に10分と言われているが,私は最初のアイデア出しに手間取って実際に書き出すのは随分遅れる。それで,最後の結論まで書けない事がしばしばある。先生に,「深く考えずにまずペンを走らせろ!」と言われる。
「書くべし!書くべし!書くべし!」
が,しかし,上手い具合に問題を理解し書き始め,結論まで辿り着けたとしても,それだけでは点数は取れない。最重要項目は「いかに自分の意見を発展させて書いているか」だ。最初にポイントを述べ,その後,詳しい例を挙げ理論的に証明していく。それは辻褄が合って説得力のある内容でなければならない。私はアイデアは良くても結局表現が抽象的になってしまう。まだ多くの単語や表現を知らないからだ。変に頭をひねると,比喩を使った粋な表現を作っていたりする。NO,NO,NO!エッセイテストでは「粋」など不要だ。ただ単に理論的な詳細説明あるのみ!それで先生はいつも口を酸っぱくして言う。
「Detail!Detail!Detail!」
しかし,英語の問題もあるが,アイデア出しやどう構成するかっていうのは言語の問題じゃないんだよね~。あー,時間さえあればちょっとはマシなもの作る自信はあるんだけどなあ。その前に1時間頭をぎゅーっと集中させなければならないのも辛いんだよね。だって,そういう時に限って「今日夕ご飯何にしよう?冷蔵庫に何残っていたっけ?」とか「あれ?今朝見た夢ってどんなんだったっけ?」なんて思いつくんだもん。こんなんじゃエッセイ書く以前の問題だよな~。
このように私のエッセイはまだまだ問題だらけ。今日街で見かけたGAPの広告で,キャリー(アメリカの人気ドラマ「SEX AND THE CITY」の主人公)がクリスマスデコレーションの中で楽しそうに微笑んでいたが,どうやら私はクリスマスが近づくにつれ,どんどん笑顔が消えていきそうである。ついでに胃も痛くなりそうである。果たしてテストのあと,私はキャリーのように笑っていられるだろうか?
※写真はのんびり泳ぐセントラルパークのカモたち。うー,仲間に入りたい。
by gogo_sally_ny
| 2004-11-30 06:53
| 留学・英語