2004年 07月 25日
Tシャツとジーンズ |
去年の今頃はまだ梅雨のジメジメの中,ギュウギュウの地下鉄で通勤していた。朝がとても嫌だった。日曜日の夜も然り。サザエさん症候群だっけ?チビまる子ちゃんだっけ?とにかく会社に行きたくなーいという気持ちでいっぱい。
しかし,そんなに会社が嫌だったか?そんなことはない。私は職場のメンバーに恵まれていたので行けば行ったでみんなに会うのは嬉しかったし,仕事も一生懸命やれば充実感があった。そう,行ってしまえば何てこと無いのだが,なぜだ?会社に行くまでが憂鬱なのである。地下鉄を待ちながら,「あー,帰りたい」「まだ水曜かー」と考えていたものである。同じように考えている人,多いのでは?(笑)
そして今は学生。あの憂鬱からは解放された。大変大変と言っている勉強だって,仕事の大変さとは大違い。仕事は自分だけのものではない。職場のチームワークやお客さんのことを考えると,常に緊張感があった。制服,名札,ヒールの靴,そして数分おきになる電話の音は,私の気を休ませなかった。
今は毎日がTシャツにジーンズ。ストッキングなど何ヶ月もはいていない。毎日裸足にサンダルである。とっても快適♪,化粧は手抜き(笑)。授業時間以外は基本的に勝手気ままな生活。次の日のことを考えて憂鬱になることもない。会社員の方々からは,ちょっと羨ましがられるだろう。
しかし,「自分と戦う」という作業が常に伴う。いつでも怠けることができるからだ。誰も自分を縛らない。学校だって休もうと思えば休める。休んだってお客さんが待っているわけじゃない。宿題をしなくたって誰かに迷惑がかかるわけじゃない。言い訳する相手なんていない。自分以外に。
この状況を大変ととるか?自由ととるか?なんだかんだ言って,ある程度決められたルールに従っている事は,場合によっては楽なのかもしれない。自営業をやっている知人は,朝起きるとまず『今日はお客さん来るかな』」と真っ先に考えるそうだ。そう,毎日毎日「今日で終わりか?」「自分の場所はなくなるのか?」という不安と戦っている。会社員は,この不況ではいつ何が起こるかわからないものの,とりあえず朝起きたら迷うことなく行く場所がある。とりあえず給料は入ってくる。今はそのありがたみがよく解かる。
今の私は自営業に近い。毎日気楽な格好をし,大好きなニューヨークの街を堪能しているものの,こんな生活がいつまでも続けられるわけではない。時間とお金が限られている事は充分承知,だからたとえTシャツとジーンズで過ごしていても,怠けることは非常におっかないのである(こういう危機感が持てるのも30代の留学だからか!?)。身軽なTシャツとジーンズでも,内側まで身軽にならないよう何とか気力をキープしなくては。会社へ行く「憂鬱感」が無い今こそやりたいことやろう。
今日,カフェで宿題をしながらオフィスビルに入っていくスーツ姿の女性を見て,しばしこんなことを考えていた。
しかし,そんなに会社が嫌だったか?そんなことはない。私は職場のメンバーに恵まれていたので行けば行ったでみんなに会うのは嬉しかったし,仕事も一生懸命やれば充実感があった。そう,行ってしまえば何てこと無いのだが,なぜだ?会社に行くまでが憂鬱なのである。地下鉄を待ちながら,「あー,帰りたい」「まだ水曜かー」と考えていたものである。同じように考えている人,多いのでは?(笑)
そして今は学生。あの憂鬱からは解放された。大変大変と言っている勉強だって,仕事の大変さとは大違い。仕事は自分だけのものではない。職場のチームワークやお客さんのことを考えると,常に緊張感があった。制服,名札,ヒールの靴,そして数分おきになる電話の音は,私の気を休ませなかった。
今は毎日がTシャツにジーンズ。ストッキングなど何ヶ月もはいていない。毎日裸足にサンダルである。とっても快適♪,化粧は手抜き(笑)。授業時間以外は基本的に勝手気ままな生活。次の日のことを考えて憂鬱になることもない。会社員の方々からは,ちょっと羨ましがられるだろう。
しかし,「自分と戦う」という作業が常に伴う。いつでも怠けることができるからだ。誰も自分を縛らない。学校だって休もうと思えば休める。休んだってお客さんが待っているわけじゃない。宿題をしなくたって誰かに迷惑がかかるわけじゃない。言い訳する相手なんていない。自分以外に。
この状況を大変ととるか?自由ととるか?なんだかんだ言って,ある程度決められたルールに従っている事は,場合によっては楽なのかもしれない。自営業をやっている知人は,朝起きるとまず『今日はお客さん来るかな』」と真っ先に考えるそうだ。そう,毎日毎日「今日で終わりか?」「自分の場所はなくなるのか?」という不安と戦っている。会社員は,この不況ではいつ何が起こるかわからないものの,とりあえず朝起きたら迷うことなく行く場所がある。とりあえず給料は入ってくる。今はそのありがたみがよく解かる。
今の私は自営業に近い。毎日気楽な格好をし,大好きなニューヨークの街を堪能しているものの,こんな生活がいつまでも続けられるわけではない。時間とお金が限られている事は充分承知,だからたとえTシャツとジーンズで過ごしていても,怠けることは非常におっかないのである(こういう危機感が持てるのも30代の留学だからか!?)。身軽なTシャツとジーンズでも,内側まで身軽にならないよう何とか気力をキープしなくては。会社へ行く「憂鬱感」が無い今こそやりたいことやろう。
今日,カフェで宿題をしながらオフィスビルに入っていくスーツ姿の女性を見て,しばしこんなことを考えていた。
by gogo_sally_ny
| 2004-07-25 07:15
| Feelings