2003年 12月 15日
引越見積り~関西の商魂を見た日~ |
私は地元から離れたところに就職した。
この街にはもう10年以上住み,大好きな「第2のふるさと」になった。
しかし,今後の拠点を地元に移し新しい仕事を始めるため,一旦実家へ引越し,その後NYへ行くことになる。
引越し。ちょっとメンドー,でも環境変わるのも面白い。今までたまったがらくたを一掃できるチャンス!(とかなんとか言って捨てられないんだけど)
まずは引越見積から。当然安く押さえたい。地元は300kmほど離れているのでやや長距離となり,さらに年末という時期は高そう。しかし今はいろんなメニューがあって,他のお客さんとの「混載便」や配達日指定なしで数日の猶予を持たせると安くなるメニューもある。早速ネットで数社一括見積りをやってみた。私の場合,各社とも7~8万円という結果だった。
しかし,友人が「安かったよ」と言っていた引越しやさんを思い出して,ある引越しやさんに連絡してみた。最近よく耳にする関西系の会社である。早速見積りに来てもらうことにした。来たのは30代男性。まずは見積りの粗品として米を貰う。ラッキー。彼は明るくて説明がとても上手。安くしたい一心の私のさまざまな質問もなんなくクリアー。ただ,見積り結果はおまけしてもらってもやはり7万円であった。さあ,ここからがかけ引きのスタート!(S=SALLY,引=引越屋)
S:では返事は後日ということで。
引:いつお返事下さいますか?もう少し勉強させていただきますが?
S:いやー,ちょっと検討させていただきます。
引:なぜですか?金額ですか?
S:まあ,そんなところですねー
引:ベッドが無ければもう少しお安いのですが・・・あっちょっと待ってください,上司に聞いてもう一回り小さいトラック手配してみます。(ここで携帯電話を出し電話。)・・・大丈夫です,お客さまトラック手配可能でした,これで6万4千円にできます。
S:うーん,でもお返事今日じゃなくてもいいですよね?
引:しかし,年末は混み合いますからトラック予約は今しかできません。お客さま,今決めちゃいましょう!申込書はすぐ用意できます。
S:今ですかぁ?!うーん,決められないからじゃあ今日のところはすみませんがお断りしようかな。
引:どうしたら今決めていただけますか?
S:実は他社にも見積り頼んでいて・・・夕方来るんです。そちらと比較したいな~と。ごめんなさいねえ。
引:わかりました。ではこちらも赤字覚悟で勉強させていただきます。上司と相談させてください!(といってまた電話を始める)お客さま,それでは頑張って頑張って5万円にさせていただきます。これでどうでしょうか?!
S:まあ!お安くなりましたね~では喜んで!
引:これで他社はお断りいただけますね?今日申込いただけますね?
S:はーい,断りマース。
ということで,7・8万円の引越しを5万円にまで値切りました。
まるで私が意地悪しているみたいですね(笑)。でも違うんです。先方もすべて計算どおりというかうまいんですよ!何としても今すぐ契約をとるんだという根性がうかがえました。実は最初から5万でできるんじゃないの?本当に上司に電話してるの?などと思いつつ(笑),まあ,最初にyesというよりは2万円浮いたから,これはNYでの飲み代にでもしよ~っと。
この街にはもう10年以上住み,大好きな「第2のふるさと」になった。
しかし,今後の拠点を地元に移し新しい仕事を始めるため,一旦実家へ引越し,その後NYへ行くことになる。
引越し。ちょっとメンドー,でも環境変わるのも面白い。今までたまったがらくたを一掃できるチャンス!(とかなんとか言って捨てられないんだけど)
まずは引越見積から。当然安く押さえたい。地元は300kmほど離れているのでやや長距離となり,さらに年末という時期は高そう。しかし今はいろんなメニューがあって,他のお客さんとの「混載便」や配達日指定なしで数日の猶予を持たせると安くなるメニューもある。早速ネットで数社一括見積りをやってみた。私の場合,各社とも7~8万円という結果だった。
しかし,友人が「安かったよ」と言っていた引越しやさんを思い出して,ある引越しやさんに連絡してみた。最近よく耳にする関西系の会社である。早速見積りに来てもらうことにした。来たのは30代男性。まずは見積りの粗品として米を貰う。ラッキー。彼は明るくて説明がとても上手。安くしたい一心の私のさまざまな質問もなんなくクリアー。ただ,見積り結果はおまけしてもらってもやはり7万円であった。さあ,ここからがかけ引きのスタート!(S=SALLY,引=引越屋)
S:では返事は後日ということで。
引:いつお返事下さいますか?もう少し勉強させていただきますが?
S:いやー,ちょっと検討させていただきます。
引:なぜですか?金額ですか?
S:まあ,そんなところですねー
引:ベッドが無ければもう少しお安いのですが・・・あっちょっと待ってください,上司に聞いてもう一回り小さいトラック手配してみます。(ここで携帯電話を出し電話。)・・・大丈夫です,お客さまトラック手配可能でした,これで6万4千円にできます。
S:うーん,でもお返事今日じゃなくてもいいですよね?
引:しかし,年末は混み合いますからトラック予約は今しかできません。お客さま,今決めちゃいましょう!申込書はすぐ用意できます。
S:今ですかぁ?!うーん,決められないからじゃあ今日のところはすみませんがお断りしようかな。
引:どうしたら今決めていただけますか?
S:実は他社にも見積り頼んでいて・・・夕方来るんです。そちらと比較したいな~と。ごめんなさいねえ。
引:わかりました。ではこちらも赤字覚悟で勉強させていただきます。上司と相談させてください!(といってまた電話を始める)お客さま,それでは頑張って頑張って5万円にさせていただきます。これでどうでしょうか?!
S:まあ!お安くなりましたね~では喜んで!
引:これで他社はお断りいただけますね?今日申込いただけますね?
S:はーい,断りマース。
ということで,7・8万円の引越しを5万円にまで値切りました。
まるで私が意地悪しているみたいですね(笑)。でも違うんです。先方もすべて計算どおりというかうまいんですよ!何としても今すぐ契約をとるんだという根性がうかがえました。実は最初から5万でできるんじゃないの?本当に上司に電話してるの?などと思いつつ(笑),まあ,最初にyesというよりは2万円浮いたから,これはNYでの飲み代にでもしよ~っと。
by gogo_sally_ny
| 2003-12-15 08:45
| 留学・英語