2010年 03月 15日
雨続きのニューヨークより徒然と。 |
なかなか落ち着いてブログを書く時間がないが、この週末は比較的たまっていたことを片付けたかな。それは、本当はスキーに行くはずだったのに、雨でキャンセルとなって時間ができたから。では、ここ最近の徒然日記を。
キャロット・ケーキ
日本ではあんまり見ないけど、アメリカでとっても一般的なキャロットケーキ。にんじんを模したマジパンがのっていて見た目はかわいいが、どうも味に馴染めなかった。
ところが、一度ニューヨーク・ニッチ仲間のアキームさん手作りのキャロットケーキをいただいたとき、「キャロットケーキってこんなに美味しかったのか!」と目からウロコ。以来いつかは作ってみたいと思っていた。
自分で作るなら砂糖も控えめにできるからいい。好みでナッツもたくさん混ぜて。上にのせるフロストはクリームチーズ・バター・砂糖のミックスで、甘い中にもチーズの塩気があって、朝ごはんにもグッド。(これはまだフロストを塗っていない状態)
何よりも、しばらく忙しい日々を送って精神的に疲れているときに、無心に何かを「作る」というのはそれだけで癒される感じがある。一石二鳥。
ちなみに、今週は17日がセント・パトリックスデイなので、街のケーキ屋さんは緑色のケーキのオンパレード。
オフィスでのランチ
最近は職場でもかなり忙しくて、ランチは2時頃になってしまう。だいたいこんな手軽なスープなどを手にしながら結局仕事を続けるのであまり食べた気がしない。
でも最近キューブ(自分のデスクスペース)を移って、今度は通路側になったので、私が日本風の何かを食べているとたまに通りかかった同僚が不思議そうに覗き込んでくることがある。
この前は近くのお弁当屋さんで買った「ミニカツ丼」を食べていたら、アメリカ人の同僚に「なんだそれは?」「それはすし屋に行けば食べられるのか?」と言われた。
また、食欲がない日に「お茶漬け」を食べていたら(しかもカフェオレボウルで)、「それはなんていう名前の食べ物だ」と聞かれ、どういう食べ物かは説明できても、そういや英語の名前なんて聞いたことないなと返事に困った。Rice Soup? Rice in Tea? さらに、 鮭やたらこは名前ののどこに入れたらいいのだ?
大都会の穴
アッパーウェストに行くと、よく「M60」というラガーディア空港行きのバスで帰宅するのだが、最近、降車ボタンのないバスに出くわす。ボタンの代わりに、車内に張り巡らされたヒモを引っ張るのだ。
こういうバスはヨーロッパの田舎で乗ったことがある。ヒモにはカウベルのようなものがついていて、引っ張ると「カランコロン」と鳴った。が、M60の場合は、ヒモを引っ張るとバス前方の「次止まります」のサインが電光掲示される。なんだ、この手動と自動がまざった半端な仕組みは。
同じ大都会でも、この「完璧でない、どこか抜けている感じ」が、東京と違うところか。
人生はプラス・マイナス
この前、会社へ行く途中のベンダーで朝ごはん用にドーナッツをひとつ買った。75セントなのに財布に10ドル札しかなく、それを出しておつりをポケットに入れてオフィスに急いだ。何しろちょっと寝坊して遅れ気味だったから。
おつりは9.25ドルのはずだが、会社に着いてポケットから出したら4.25ドルしかなかった。5ドル間違えられた!(あるいはくすねられた!)
本当はすぐ戻って抗議したかったが、その日はずっと忙しく外へ出る暇などなく、結局そのままに。その場でおつりを確認しなかった私も悪いが、ドーナッツ1個に5ドル75セントも出したのか~と悔しい思いでいっぱい。
次の日は土曜日で、私は夕方アッパーウェストのとあるカフェに入った。ちょっと頭の整理が必要なことがあって、カプチーノを飲みながら30分ゆっくり考えようと入ったカフェだった。
カプチーノは2.95ドル。そこで私が出したのは5ドル札。おつりとカプチーノを手に持って席について数えたら、おつりが5.05ドルあった。ん?なぜ増える?レジのお姉さんたら、5セントの方に気をとられたのか、私があげた5ドルをそのまままた私に寄こしたみたいだ。
そして私は・・・すいません。そのままお金を財布にしまってしまいました。だって、そのときは、「昨日の5ドルが帰ってきた!」と、感動すら覚えたので。。。人生はプラスとマイナスだと強く思った出来事だった。
インド人同僚とスキーについて話す
私のあとに入ってきたインド人の同僚がいる。彼はITチームなので仕事は直接関係ないが、私と同じくアメリカ留学を経て就職したので、仕事以外の話をよくする。
この前私がスキーに行ったときに、「あなたはスキーはしないの?」とたずねたら、「やったことがない」と言う。そっか、そういやインドは暑い国だった。私、彼がムンバイ出身だと知っていたのにすっかり忘れていた。
「インドは雪がないんだね」と私が言いなおすと、「北のカシミールやヒマラヤの方は降るよ。ハハハ、でも誰も山にスキーになんて行かないよ。テロリストが潜伏しているからね。」と彼。
私はつくづく平和な国に育っているなあと感じた。
加湿器はまだ必要。
来週はまた気温が上がってますます春が近づく。しかし、ニューヨークは年中乾燥している気がする。冬の間フル回転の加湿器、まだまだ役目は終わらない。(こんな小さな加湿器でも、あるとないとでは大違い!つけていないとすぐに喉が痛くなる。)
1日だけの在宅勤務
明日は会社側の事情で在宅勤務となった。会社のEメールも会計システムも銀行のシステムも家からアクセスできるからなんら支障はない。(だから日本にいたときも、急ぎの問合せに対応できた)
1日くらいなら新鮮で楽しいものだが、これがずっと続くのは嫌かも。時間や気持ちのメリハリがつけづらいし、やっぱり同僚がいてあーだこーだ相談しながらやるのがいい。通勤途中でニューヨークの街を肌で感じるのも楽しいのだ。
明日は家にいるからってだらだら過ごさないように気をつけなくちゃ!
ニューヨーク・ニッチのお知らせをしばらく忘れていた。。。
私は1月号は、ガッツある職場の女性たちの話、2月号は、チリ地震に際して思ったことを書きました。いつもながらバラエティのある記事が揃っています。ぜひどうぞ!ニューヨーク・ニッチ
キャロット・ケーキ
日本ではあんまり見ないけど、アメリカでとっても一般的なキャロットケーキ。にんじんを模したマジパンがのっていて見た目はかわいいが、どうも味に馴染めなかった。
ところが、一度ニューヨーク・ニッチ仲間のアキームさん手作りのキャロットケーキをいただいたとき、「キャロットケーキってこんなに美味しかったのか!」と目からウロコ。以来いつかは作ってみたいと思っていた。
自分で作るなら砂糖も控えめにできるからいい。好みでナッツもたくさん混ぜて。上にのせるフロストはクリームチーズ・バター・砂糖のミックスで、甘い中にもチーズの塩気があって、朝ごはんにもグッド。(これはまだフロストを塗っていない状態)
何よりも、しばらく忙しい日々を送って精神的に疲れているときに、無心に何かを「作る」というのはそれだけで癒される感じがある。一石二鳥。
ちなみに、今週は17日がセント・パトリックスデイなので、街のケーキ屋さんは緑色のケーキのオンパレード。
オフィスでのランチ
最近は職場でもかなり忙しくて、ランチは2時頃になってしまう。だいたいこんな手軽なスープなどを手にしながら結局仕事を続けるのであまり食べた気がしない。
でも最近キューブ(自分のデスクスペース)を移って、今度は通路側になったので、私が日本風の何かを食べているとたまに通りかかった同僚が不思議そうに覗き込んでくることがある。
この前は近くのお弁当屋さんで買った「ミニカツ丼」を食べていたら、アメリカ人の同僚に「なんだそれは?」「それはすし屋に行けば食べられるのか?」と言われた。
また、食欲がない日に「お茶漬け」を食べていたら(しかもカフェオレボウルで)、「それはなんていう名前の食べ物だ」と聞かれ、どういう食べ物かは説明できても、そういや英語の名前なんて聞いたことないなと返事に困った。Rice Soup? Rice in Tea? さらに、 鮭やたらこは名前ののどこに入れたらいいのだ?
大都会の穴
アッパーウェストに行くと、よく「M60」というラガーディア空港行きのバスで帰宅するのだが、最近、降車ボタンのないバスに出くわす。ボタンの代わりに、車内に張り巡らされたヒモを引っ張るのだ。
こういうバスはヨーロッパの田舎で乗ったことがある。ヒモにはカウベルのようなものがついていて、引っ張ると「カランコロン」と鳴った。が、M60の場合は、ヒモを引っ張るとバス前方の「次止まります」のサインが電光掲示される。なんだ、この手動と自動がまざった半端な仕組みは。
同じ大都会でも、この「完璧でない、どこか抜けている感じ」が、東京と違うところか。
人生はプラス・マイナス
この前、会社へ行く途中のベンダーで朝ごはん用にドーナッツをひとつ買った。75セントなのに財布に10ドル札しかなく、それを出しておつりをポケットに入れてオフィスに急いだ。何しろちょっと寝坊して遅れ気味だったから。
おつりは9.25ドルのはずだが、会社に着いてポケットから出したら4.25ドルしかなかった。5ドル間違えられた!(あるいはくすねられた!)
本当はすぐ戻って抗議したかったが、その日はずっと忙しく外へ出る暇などなく、結局そのままに。その場でおつりを確認しなかった私も悪いが、ドーナッツ1個に5ドル75セントも出したのか~と悔しい思いでいっぱい。
次の日は土曜日で、私は夕方アッパーウェストのとあるカフェに入った。ちょっと頭の整理が必要なことがあって、カプチーノを飲みながら30分ゆっくり考えようと入ったカフェだった。
カプチーノは2.95ドル。そこで私が出したのは5ドル札。おつりとカプチーノを手に持って席について数えたら、おつりが5.05ドルあった。ん?なぜ増える?レジのお姉さんたら、5セントの方に気をとられたのか、私があげた5ドルをそのまままた私に寄こしたみたいだ。
そして私は・・・すいません。そのままお金を財布にしまってしまいました。だって、そのときは、「昨日の5ドルが帰ってきた!」と、感動すら覚えたので。。。人生はプラスとマイナスだと強く思った出来事だった。
インド人同僚とスキーについて話す
私のあとに入ってきたインド人の同僚がいる。彼はITチームなので仕事は直接関係ないが、私と同じくアメリカ留学を経て就職したので、仕事以外の話をよくする。
この前私がスキーに行ったときに、「あなたはスキーはしないの?」とたずねたら、「やったことがない」と言う。そっか、そういやインドは暑い国だった。私、彼がムンバイ出身だと知っていたのにすっかり忘れていた。
「インドは雪がないんだね」と私が言いなおすと、「北のカシミールやヒマラヤの方は降るよ。ハハハ、でも誰も山にスキーになんて行かないよ。テロリストが潜伏しているからね。」と彼。
私はつくづく平和な国に育っているなあと感じた。
加湿器はまだ必要。
来週はまた気温が上がってますます春が近づく。しかし、ニューヨークは年中乾燥している気がする。冬の間フル回転の加湿器、まだまだ役目は終わらない。(こんな小さな加湿器でも、あるとないとでは大違い!つけていないとすぐに喉が痛くなる。)
1日だけの在宅勤務
明日は会社側の事情で在宅勤務となった。会社のEメールも会計システムも銀行のシステムも家からアクセスできるからなんら支障はない。(だから日本にいたときも、急ぎの問合せに対応できた)
1日くらいなら新鮮で楽しいものだが、これがずっと続くのは嫌かも。時間や気持ちのメリハリがつけづらいし、やっぱり同僚がいてあーだこーだ相談しながらやるのがいい。通勤途中でニューヨークの街を肌で感じるのも楽しいのだ。
明日は家にいるからってだらだら過ごさないように気をつけなくちゃ!
ニューヨーク・ニッチのお知らせをしばらく忘れていた。。。
私は1月号は、ガッツある職場の女性たちの話、2月号は、チリ地震に際して思ったことを書きました。いつもながらバラエティのある記事が揃っています。ぜひどうぞ!ニューヨーク・ニッチ
by gogo_sally_ny
| 2010-03-15 13:34
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